読書レビュー①~サブマリン~
私の趣味は読書です。
趣味が読書であることを証明するためにいつもこう説明している。
「伊坂幸太郎の作品は全部読んでいます。」
はっきし言って最近伊坂幸太郎の作品は昔ほど面白くないと思っている。
ただ、この言葉を守るためにも新作は読み続けなければならない。
と、言うわけで伊坂幸太郎の「サブマリン」を読了しました。
『チルドレン』から、12年。
家裁調査官・陣内と武藤が出会う、新たな「少年」たちと、罪と罰の物語。
と書いているが、私が「チルドレン」を読んだのは8年前。そんな昔読んだのぼんやりとしか
覚えてないよ(゚◇゚ )。しかも前回は短編集の一部だし。
「チルドレン」を読みなおさせる戦法ですかね。最近伊坂先生多いですねそれ。
肝心の「サブマリン」の感想ですが、
やはり登場人物の会話・やりとりが面白い。これだけで十分楽しめます。
伊坂先生の作品は基本的に「ありえるかもしれない」世界を描くものが多い気がしますが、
今回は実際にありうるテーマでした。個人的には物足りなさを感じました。
次回作楽しみにしています。
~今回印象に残った言葉~
・「死角はどこにでもある」
・「あの人はきっとこう思うはずだ、と言い切れる人は自分を正しいと思いすぎてるきらいがある。」